今回はトライズ(TORAIZ)のネイティブコンサルタントにオススメの英語教材についてお話をしていただきました。オススメの英語教材の対象は中級者以上の方とのことです。
目次
BeNative! ITの英語
世界を股にかけて活躍するビジネスパーソンのインタビューやプレゼンテーションが収録されている本です。
教材用にリスニングした音声ではないので、生の英語でリスニングができます。
コチラから「BeNative! ITの英語 」の内容を確認できます。
WHEN TO ROB BANK
経済学者が書いた本で、いろんな時事問題や歴史が題材になっています。
1つのチャプターが2〜3ページと短いのでたいへん読みやすく、また英語を読む習慣が無い方でも短いスキマ時間を使って勉強することができます。読み進めるだけで読解力や語彙力もつくので、とてもおすすめの1冊です。
コチラから「WHEN TO ROB BANK」の内容を確認できます。
FACT FULNESS
世界中で誤解され、幅広い人々に間違った認識を持たれていることの真実が分かるということで世界中で大ヒットした本です。オバマ元大統領やビルゲイツもおすすめの本としてツイートしていました。日本語訳も発売されており、日本でも話題になっている本です。
WHEN TO ROB BANKよりもさらに英語力は必要ですが、図やグラフが多用されているので、英文が100%理解できなくてもだいたい書いていることがわかるので、楽しみながら読めると思います。
上記2冊のような、いわゆる教材ではない一般書は、受講生の方には決まったページ数を読んでいただき、あらすじや感想、意見を具体的に英語で書いてメールで送ってもらうようにしています。
私はそれに対する自分の意見を書いたり、英文自体の添削をしたり、さらによりよい表現などを付け加えて返信しています。
プログレスチェックの際は、メールで送ってもらっているような感想や意見をスピーチしてもらいます。1、2ページほどを音読してもらうこともあるので、スピーキングの練習としても活用しています。
私がオススメする本以外にも、受講生ご自身に本を選んでもらうこともあります。以前ダンスをやっている方が、ダンスの歴史の本で勉強していたこともありましたね。
コチラから「FACT FULLNESS」の内容を確認できます。

外国人から日本についてよく聞かれる質問200
外国人が日本について思う疑問が集められた本です。食事、文化、交通など様々なテーマがあります。
レッスンでは、私が「どうして日本では靴を脱いで家に入るのですか?」などと質問し、受講生はこの本の中で覚えたフレーズを使って英語で答える、という使い方をしています。
コチラから「外国人から日本についてよく効かれる質問200」の内容を確認できます。
TED Talk
英語話者の質の高いスピーチが無料で聞けるTED Talk。
自分が好きなスピーチを選べるので、今自分が学びたいものを自由に聞くことができます。
案外知らない方が多いのですが、スクリプト(スピーチ文章)の一部分にカーソルを合わせて選択をしたら、その部分のスピーチが再生されるので、、聞き取れなかった部分だけを何度も繰り返し聞くことができます。和訳がついているものも多いので、手軽に学習ができます。
LLN(Language Learning with Netflix) ※Google Chrome拡張機能
これは受講生の方に教えていただいたのですが、とても優れたアプリなのでご紹介します。
NNLとはインターネットブラウザGoogle Chromeの拡張機能で、これをインストールした状態でNetfilixを開くと動画のスクリプトが表示されるという優れもの。いわゆる動画の下に出てくる字幕とは違い、画面右側に一定の量のスクリプトが表示され、今どの部分を話しているのかが分かるようになっています。また、TED Talkのように選択した単語の部分の動画を再生することもできます。
トライズでは英語教材でなく、映画やドラマを使った勉強もよく行っているのですが、その場合のメリットは、勉強のために作られた英語ではないリアルな英語を学ぶことができることです。
次回は、コーチング英会話スクール「トライズ」で印象に残っている受講生様について詳しく書いていきます。ご期待ください!